この記事を書いたのは…
品原由衣
株式会社スマートメディア代表取締役/オウンドメディア事業統括
オウンドメディアを用いたデジタルコミュニケーション支援事業を2018年に立ち上げ、これまでに100社以上のオウンドメディアの戦略立案・構築支援をしてきました。
そもそもオウンドメディアとは?
オウンドメディアの意味
オウンドメディアの定義
オウンドメディアの広まり
オウンドメディアと広告、UGC/口コミサイトとのちがい
オウンドメディアは、企業が生活者に向けてコミュニケーションを取る場です。例えば、WEBマガジンや企業のSNSアカウントなどがあげられます。また、オウンドメディアから広告配信に使える顧客データを提供することも可能です。
広告は、企業が費用をかけて生活者に向けて情報を一方的に発信する場です。例えば、リターゲティング広告、ネイティブ広告などがあります。広告を配信することで、オウンドへ生活者を送客する活用法もあります。
UGC(User Generated Contents,ユーザー生成コンテンツ)・クチコミサイトは、生活者が企業の情報を自発的に発信する場です。例えば、Twitter, クチコミサイトなどがあります。オウンドメディアはコンテンツの発信を通して、口コミサイトにシェアしたくなるネタを提供することが可能であり、UGCからオウンドメディアへ生活者を送客することもできます。
このように、それぞれ役割が異なるオウンドメディア、広告、UGCですが、それぞれの特性をうまく活用しながらマーケティングすることで、効果が期待できるでしょう。
オウンドメディアはなぜ必要か
デジタルマーケティングにおいて、オウンドメディアが必要だと言われる大きな理由は、
●コーポレートサイトよりも自由に情報発信できる
●集客効果が蓄積される
とされています。
コーポレートサイトよりも自由に情報発信できる
オウンドメディアの最大の特徴は、企業自体が運営ルールやトーン&マナー(以下、トンマナ)を決められることです。
例えば、企業のコーポレートはターゲットが広範囲であり、会社概要や公式な発表がメインになります。また、第三者のメディアで情報発信する場合は、発信できる内容が限られていたり、そのメディアの特色やルールにあわせたコンテンツ作りが必要になります。そのため、届けたいユーザーに合わせたコンテンツを発信することが難しい場合が多いです。
しかし、オウンドメディアではルール自体を自社で自由に設定し、目的に合わせてターゲットやトンマナを変え、伝えたいことを理想の形でターゲットに届けることができるため、今では多くの企業がオウンドメディア施策に取り組んでいます。
集客効果が蓄積される
オウンドメディアでSEOを意識したコンテンツ制作をすることにより、運営年月やSEOコンテンツ量に比例してオウンドメディア自体の集客効果が高まっていきます。そのため、オウンドメディアを上手に運用することで運営費の費用対効果をあげ続けることができます。
また、集客した読者を問い合わせフォームに誘導してリードを獲得したり、許可を取って獲得した読者データをペイドメディアの配信に活用したりすることもできるため、デジタルマーケティングにおいても重要な役割を担うことができます。
このように、ペイドメディアやアーンドメディアにない“集客の蓄積”という点でも、必要性が高まっています。
オウンドメディア運営の目的
集客
集客(リード獲得)を目的としたオウンドメディアでは、コンテンツを継続的に制作・発信することで、さまざまなユーザーに対して接点を作ることができます。オウンドメディアは広告と比べて、ユーザーに長期的なアプローチができるため、魅力的なコンテンツやウェブサイトを制作することで、継続的な集客(リード獲得)が期待できます。
ブランディング
ブランディングを目的としたオウンドメディアでは、オウンドメディア内で発信されるコンテンツを通して、ターゲットとするユーザーに自社の商品・サービスを深く理解してもらい、「〇〇が欲しい」と思ったときに第一想起されるようなイメージを作りあげることが期待できます。
特に、ユーザーが抱える課題を解決できる内容やお役立ち情報、開発秘話やブランドに込める熱い想いなど、企業独自のストーリーをコンテンツとして発信することで、信頼や共感を得ることもできます。こうしてユーザーに商品や企業のイメージが定着していけば商品の購入にもつながり、リピーター(ファン)となる可能性も大いに期待できます。
新商品ローンチやリブランディングの際など、メディアを通してさまざまなコンテンツをターゲットに向けて発信・拡散できるオウンドメディアは、ブランディングに適しているといえます。
新規顧客の獲得
①自社商品・サービスをオウンドメディア内のコンテンツで発信(情報発信)
②ユーザーに知ってもらう(認知獲得)
③興味を持ったユーザーがさらに調べたりお店を訪れる(購買促進)
④商品・サービス内容に満足して購入へ(購入)
単にコンテンツを作り発信すれば良いわけではありません。以下の内容をふまえて、コンテンツ制作を行うことが効果的です。
見込み顧客に向けたコンテンツも作っておく
潜在顧客向け記事(基礎知識や初心者的な内容)は制作しておくことで、幅広いユーザーに対応できるサイトになります。さらに、より課題やニーズが明確な見込み顧客向けの記事を制作することで、よりコンバージョンしやすくなります。
商品やサービスのおすすめばかりにならないようにする
まずは、ニーズを持って訪れたユーザーに対して満足できる内容や、課題解決を先に提示することが大切です。ユーザーの意向を考えずに商品やサービスばかりを訴求しても、離脱してしまうことが多いので、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心がけましょう。
内部リンクを貼る
関連性の高い記事も制作しコンテンツ内にリンクを貼りましょう。回遊率や滞在時間が伸び魅力を伝える機会が増えるため、売上になる可能性もあります。
このように、オウンドメディアで商品やサービスの魅力を伝え、購入への導線が整備されたコンテンツをつくることができれば、それをきっかけに新規顧客獲得や売上UPも期待できるでしょう。
採用
求職者の集客をエージェントや採用サイトに頼っている企業も多いですが、採用目的のオウンドメディアがあれば、選考過程で求職者に自社の魅力をアピールすることができます。また、コンテンツで具体的な業務や企業風土を伝えることで、採用上のミスマッチをなくすことにも役立ちます。コンテンツ内容にも制約がないので、自社の魅力や伝えたい内容を、自分たちの言葉で直接発信することができいます。
ESG関連情報の発信
近年急増しているのが、ESG(環境:Environment)、社会:Society、企業統治:Governance)関連情報を発信する目的で企業が運営するオウンドメディアです。
社員・パートナー企業・生活者・株主などのあらゆるステークホルダーに対して、ESGにまつわる企業のストーリーや挑戦を伝えるオウンドメディアの立ち上げが加速しています。
ESG関連のオウンドメディア増加の背景
ESG関連のオウンドメディアが増加した背景には、主に2つの要因があります。
①ESG投資が重要視されている
ESGに配慮した経営を実践する企業を選別して投資する「ESG投資」が重要視されていること
②政府から積極的な情報開示が求められている
持続可能な社会の実現という観点からSDGsの達成とも深く関係する活動・情報であり、政府からも積極的な情報開示が求められていることが影響
持続可能な社会にの実現につながる企業の活動は、投資家・株主だけではなく生活者からも注目されています。サステナブルな社会の形成に対する世論の興味関心が高まる中、企業が国内外の環境問題にどう取り組んでいるか、従業員の待遇は適切かなどの情報は、生活者にとって重要度を増しています。
また、求職者においても、「持続可能な経営をしているか」「社会貢献性のある事業を展開しているか」といった活動は、職場選びの大切な指標になってきています。
こうした理由から、オウンドメディアでESGやSDGsに関する情報発信を、タイムリーに伝える動きが進み、情報発信チャネルとして、オウンドメディアが活用されています。
ESG関連のオウンドメディア事例
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自分に良いことは、地球に良いこと。
サスティナブルな暮らしに役立つ情報や、生活必需品のプラスチックの未来を考える。
それがEQUALLY BEAUTIFULです。
オウンドメディアがマーケティング施策として定着した理由
いまや、おさまざまな企業がメディアやブログ、SNSを使って発信しています。ここでは、オウンドメディアが企業のマーケティング施策として定着した理由をご紹介します。
理由① 企業が発信する情報の価値が向上したため
以下の理由から、企業が発信する情報の価値が高まり、多くの企業がオウンドメディアを立ち上げて情報を発信するようになりました。
SNSの普及
キュレーションメディアやSNSの発展で誰もが手軽に情報発信できるようになった一方で、生活者が信頼できる情報を選定することが難しくなってしまいました。そのため、「企業が自社サイトで発信する情報=信頼できる情報」として、企業のオウンドメディアから発信される情報の価値が高まったのです。
検索エンジンのアルゴリズムが企業ドメインを評価
生活者だけではなく、検索エンジンのアルゴリズム(検索結果の表示順位を判断する計算方法)も、企業が発信する情報を高く評価する傾向にあります。
2016年、キュレーションメディアが台頭していた時代に起きた医療情報サイト問題(※1)によって、Googleのアルゴリズムは大きく変わりました。特に医療・健康やお金に関する領域(YMYL=Your Money or Your Life)では、そのジャンルにおける専門性・権威性・信頼性(E-A-T)が重要視されます。つまり、医療・健康やお金に関する領域では、医療従事者や金融機関が保有するドメイン内のコンテンツが優先的に検索結果上位に表示されます。
(※1)2016年ごろに起きた健康医療メディアが、コンテンツの品質や正確性を疑問視された問題。該当サイトは公開停止となり、キュレーションメディア・バイラルメディア全体のあり方が問われた。
オウンドメディアと掛け合わせた施策が効果的
理由② 生活者の購買行動やモチベーションが変化したため
それに伴い、企業の生活者に対するコミュニケーションの仕方も大きく変わりました。商品やサービスの利便性を「広告」でアピールするのではなく、生活者の共感を生む「コンテンツ」でアピールするようになったのです。このコンテンツを発信する媒体として、オウンドメディアが活用されています。
オウンドメディアのメリット
コンテンツが資産になる
商品に親和性のあるキーワードで記事制作するなど、SEOを意識したコンテンツが増えるほど、求めている情報を検索した消費者がオウンドメディアに訪れやすくなります。つまり、過去に配信した記事が蓄積されて資産となり、広告の一種になり得るのです。
顧客接点が拡大し広告効果がアップ
オウンドメディアは、企業自らが発信する内容をコントロールでき、顧客との関係性を構築できます。消費者が求める内容を発信し多くの人の目に留まるようになれば、オウンドメディアは広告としても成果が見込めるでしょう。
特に、自社商材やサービスの関連キーワードで検索エンジンに上位表示させるSEO記事を制作すると、広告とは異なる顧客と接点が生まれ、コストをかけずに広告効果を得ることが可能になります。
顧客のファン化が見込める
SEO記事では興味のあるユーザーへ向け、検索ニーズを満たす有益な情報を届けることが可能であり、企画記事では企業のメッセージやストーリーをより深く伝えることができます。2つのタイプのコンテンツを発信することで、よりファン化しやすいメディア運営が可能です。
SNSやメルマガにも活用できる
オウンドメディアのコンテンツとして制作した内容を、SNSのやメルマガのネタとして2次活用することができるのも、オウンドメディアのメリットの1つです。
SNSでは、ユーザーに興味をもってもらうためにさまざまな投稿を行います。商品やサービスのおすすめはもちろん、メディアで発信しているお役立ち情報や企業独自のストーリーを再編集して投稿することで、ファン化が期待できます。
メルマガでは、事例やサービスの特徴になりがちな内容に、面白さをプラスすることも可能です。記事のリンクも忘れず記載し、オウンドメディアへの流入にもつなげましょう。
オウンドメディアでマネタイズも可能
オウンドメディアの流入が増え、多くのユーザーに支持されるメディアになれば、1つのWEBメディアとしてマネタイズすることも可能です。広告や会員化などから収入を得ることも可能になり、売却をすることもできます。
オウンドメディアのデメリット
オウンドメディアではコンテンツを継続して発信していく必要がありますが、自社でその人材を確保できてない・編集体制が構築できないことも。また、広告のように即効性のあるものではないので、成果を得るまでに時間がかかることも継続が難しい理由の1つです。
オウンドメディアでは立ち上げのコスト・運営のコストなどの投資が必要になりますが、良質なコンテンツを継続的に配信すれば、中長期的にはコストを抑えて見込み顧客との接点を獲得できるプラットフォームになり得ます。もし自社で始めることが難しかったり、運営が難しいときは、制作会社と共同運営するのがオススメです。
オウンドメディアの始め方
1、目的を決める
2、ターゲットイメージを決める
3、配信頻度、集客方法を決める(SEO /SNS/リファラル)
4、コンテンツの方針を決める(カテゴリ設計など)
5、サイト基盤を決める(CMS、ドメインを決める)
6、サイト・デザイン制作
7、コンテンツ制作・公開
1、目的を決める
オウンドメディア運用に悩みを抱える企業の担当者様から、もともとはtoB向けでスタートしたはずなのに、採用や会社紹介などtoC向けコンテンツに変わったり、軸がブレてしまうことで思うような成果を得られていない、というお話を聞きます。
まずは、目的を明確にしてコンセプト策定を行うこと。次に、プロジェクトに関わるメンバーの全員で“認識統一”をすることが大切です。「何をするメディアなのか」ということを全員で認識してスタートさせましょう。
2、ターゲットイメージを決める
・知識レベル
・興味/関心
・趣味嗜好
・購入頻度や来訪頻度
詳細なターゲットイメージをペルソナといいいます。分析をした上で、明確なペルソナ設定を行うことで、サイトのデザインやコンテンツの方向性について、プロジェクトメンバーで共通認識を持つことができます。
▼ペルソナ設定についてもっと知りたい方はこちらもチェック
【初心者向け】ペルソナ設定とは?メリットや必要項目、設定方法を解説 - 株式会社スマートメディア
ペルソナ設定とは、商品やサービスを購入してくれる架空のユーザー像を作ること。ユーザーニーズを読み取るのに役立ち、マーケティングを有利に進められます。この記事では、ペルソナ設定のメリットや設定する項目、設定方法を解説します。
3、集客方法・配信頻度を決める
WEBメディアで集客する方法は、ソーシャルメディアによる「SNS」、検索エンジンからの流入による「SEO」、そして外部サイトからの流入である「リファラル」の3つです。
このいずれかの方法で集客を行い、目的を達成します。これから運営するメディアに、どうやって集客するのか、その配信頻度も決めましょう。
4、コンテンツの方針を決める
自分たちで行う場合は、目的を達成するために必要な検索キーワードを洗い出し、必要なカテゴリを設置しましょう。
5、サイト基盤を決める
なお、SEOで集客する場合、新規でドメインを獲得してオウンドメディアを構築するのと、コーポレートサイトのドメインなど長年運用してきた既存ドメインでオウンドメディアを構築するのとでは成長スピードに大きな差が出ることが多いです。
できるだけ早くSEOで集客したいのであれば、既存ドメインを利用することを強く推奨します。
オウンドメディアに特化したCMS「Clipkit」
Clipkit®(クリップキット)はホームページ制作やオウンドメディア構築に最適化した、SaaS型のWEBサイト構築ツールです。累計導入実績750社を誇るのは、エンジニアがいない企業様でも気軽にWEBサイトの構築ができるから。どんなジャンルのサイトにもお使いいただける美しいデザインテンプレートや、すぐにサイトのPVやUUが閲覧できるダッシュボードを搭載しています。
6、サイト・デザイン制作
また、オウンドメディアを構築する際に素人でも簡単にコンテンツを更新できるシステムを利用することを強く推奨します。WordPressなど、HTMLでページを追加する形で更新するオウンドメディアがよく見受けられます。WordPressのメリットはもちろんありますが、コンテンツを作ってもタイムリーに情報発信ができず、運営コストが上がることも考えら得ます。
オウンドメディア運営では、記事制作や公開作業などがしやすい、誰もが使えるCMSを選定しましょう。
7、コンテンツ制作・公開
<記事制作から公開までの流れ>
①企画作成(テーマ・切り口・キャスティングなど)
②構成案作成(記事の構成案を作成し、各所に確認)
③取材・記事制作(構成案をもとに記事制作を実施)
④校正(事実誤認・用語・表記表現・てにをはチェックなど)
⑤公開(サイト公開・SNSに拡散など)
記事制作では、企画が何より大切です。取り上げたいテーマをどんな切り口で発信するのか、魅力的な企画を作れるかどうかが、オウンドメディア成功の大きなポイントです。SEO記事の場合も同様に、狙いたいキーワードを決めて構成案を作成→ライティング→校正という流れになります。
お客様から、SEO記事・企画記事ともに自分たちで制作することが難しいという悩みをよく聞きます。企画が思い浮かばないことや、SEO知識がないなど、運営に課題を感じる場合は、プロにコンサルティングをしてもらうのもおすすめです。
8、レポーティング・効果測定・PDCA
他にSEOツール利用もおすすめです。ユーザーがオウンドメディアに、どんな検索キーワードで流入しているのか、競合が獲得しているキーワードや順位などが効率よく分析できます。このように、ツールをうまく利用しながら、ベンチマークのサイトとの違いや検索順位などを分析してKPI・KGIを設定するなど、効率よくPDCAを回しましょう。
また、効果が見え始めたコンテンツはテコ入れしましょう。WEBコンテンツは常に変動するものなので、定期的にコンテンツを分析し、テコ入れを繰り返しながらよりより内容にしていくことがおすすめです。
オウンドメディア運営を成功させるポイント
中長期的な施策という前提で事業計画を引く
<SEOで集客する場合>
■目的…オウンドメディアのコンテンツを検索結果上位に表示させる
■ポイント…-オウンドメディア内に質の良いコンテンツを継続的に発信し蓄積させる
※検索エンジンからコンテンツの評価を受けるまでには一定の時間がかかる(※例外あり)
※リピーターやファン獲得には、魅力的なコンテンツが一定量必要
オウンドメディアを始めたら、すぐに読者が増えて成果が出せるという算段で事業計画を引くと、期待が外れることがあります。また、オウンドメディア施策を中断することにもなりかねません。この場合、オウンドメディア立ち上げに費やした人件費や費用を回収できずに、頓挫してしまうことになります。
失敗しないために、オウンドメディアで目的を達成するためには、ある程度の期間と効果を実感できるまでの投資が必要であることを理解しましょう。その理解があれば、「効果が実感できるまでの期間はWEB広告施策で集客する」「SNSインフルエンサーを活用する」など、現実的な事業計画を引くことができ、事業の成功確率も上がります。
集客状況や事業状況によって戦略や方針を柔軟に変える
<弊社運営支援事例>
当初の目的:マーケティング部が集客を目的にスタートし
2年後:当初の目的「集客」から、「企業ブランディング」のためのオウンドメディアに転換
立ち上げ時に決めた目的やターゲットをぶらさずに運営することも大切ですが、思わぬ方向からメディアのさらなる成長ポイントを見いだせることもあります。また、事業の状況によって施策の目的が大きく変わることもあります。
オウンドメディア運営を成功させるためのポイントは、毎月オウンドメディアの分析・効果測定をしっかりと行うことです。さらに、その時々の事業戦略と照らし合わせ、必要に応じて戦略や方針を柔軟に変えていきましょう。
運営をプロに任せる方法も検討する
また、オウンドメディア専任担当者が不在の場合(もしくは別事業と兼任の場合)、サイト構築やコンテンツ作成のための人材不足に陥る可能性も。
オウンドメディアを立ち上げる際は、プロに外注する手もあります。サイト構築時のエンジニアサポートや、メディア運営のプロによる戦略策定やコンテンツ作成など、自社だけでは難しい分野の仕事も安心して頼めます。
オウンドメディアを始めるならスマートメディアへ
スマートメディアの強み
・戦略検討…蓄積されたノウハウに基づく高度なSEO/SNS戦略設計
・記事制作…キーワード等に鑑みエンジンに最適化された記事生成
・制作体制…プロの制作体制を変動費として外部に構築可能
・サイト設計…Clipkit®︎(ウェブサイト構築ツール)のプロによる高機能×高デザインのUI
サイト構築は国内最大級のSaaS型CMS「Clipkit®︎」で行い、Googleをはじめとする検索エンジンに評価されやすい構造でオウンドメディアを運営できます。また、文章や写真の見せ方にこだわりたい場合は、オリジナルデザインを制作し、よりターゲットにアプローチしやすいWEBサイト構築ができます。
このように、スマートメディアでは、オウンドメディアのサイト立ち上げから運営までを一気通貫でサポートすることが可能です。お客様のパートナーとして、オウンドメディア運営のさまざまな課題解決に向けてチーム一丸で取り組みます。
オウンドメディア成功事例
ここでは、スマートメディアが運用支援させていただいているオウンドメディアをご紹介。導入を検討されている方に役立つ運用内容や効果がわかるインタビュー記事もぜひご覧ください。
750サイト以上のコンテンツマーケティング支援実績
これまでに750サイト以上のコンテンツマーティング支援実績があります。
・株式会社愛眼 「Aigan STYLE」
・ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社「AXE Lab.」
・三菱地所・サイモン株式会社「PREMIUM OUTLETS TIMES」
・伊藤忠商事「EQUALLY BEAUTIFUL」
オウンドメディア支援事例のインタビュー
株式会社コメ兵様|「KÓMERU(コメル)」
オウンドメディア|株式会社コメ兵様「KÓMERU」 - 株式会社スマートメディア
今回の事例インタビューは、オウンドメディア「KÓMERU」の運営をお任せいただいている株式会社コメ兵様に、オウンドメディアを始めたきっかけや今後の展望をお話いただきました。
株式会社リンク様|「LINK Watch!(リンクウォッチ)」
オウンドメディア|株式会社リンク様「LINK Watch!(リンクウォッチ)」 - 株式会社スマートメディア
今回の事例インタビューは、CMS・オウンドメディアの戦略策定・コンテンツ制作・運営を一気通貫でお任せいただいている株式会社リンク様に、toB向けオウンドメディアを始めたきっかけや事業内容、今後の展望をお話いただきました。
株式会社サダマツ様|「festaria journal(フェスタリアジャーナル)」
オウンドメディア|株式会社サダマツ様「festaria journal」 - 株式会社スマートメディア
今回の事例インタビューは、オウンドメディア「festaria journal」の運営をお任せいただいている株式会社サダマツ様に、オウンドメディアを始めたきっかけや今後の展望をお話いただきました。
株式会社NTTデータ様|「Octo Knot(オクトノット)」
オウンドメディア|株式会社NTTデータ様「Octo Knot(オクトノット)」 - 株式会社スマートメディア
今回の事例インタビューは、CMS・オウンドメディアの戦略策定・コンテンツ制作・運営を一気通貫でお任せいただいている株式会社NTTデータ様に、オウンドメディアを始めたきっかけや今後の展望をお話いただきました。
株式会社東具様|「くらしマグネット」
オウンドメディア|株式会社東具様「くらしマグネット」 - 前編 - - 株式会社スマートメディア
スマートメディアでは、クラウド型サイト構築ツール「Clipkit®」の提供を通して、これまでのべ700社様のオウンドメディア制作を支援してきました。今回は、その中でも弊社がオウンドメディアの戦略策定・コンテンツ制作・運営全般を一気通貫でお任せいただいている株式会社東具の芦田様・青山様にインタビュー。前編では同社の専務取締役・芦田様より事業戦略の一環としてオウンドメディアを始めたきっかけや今後の展望をお話いただきました。
「LA ROCHE-POSAY(ラ ロッシュ ポゼ)」 |「DERM CLASS(ダーマクラス)」
スキンケアブランド「LA ROCHE-POSAY(ラ ロッシュ ポゼ)」 |オウンドメディア「DERM CLASS(ダーマクラス)」 - 株式会社スマートメディア
敏感肌のためのスキンケアブランド「LA ROCHE-POSAY(ラ ロッシュ ポゼ)」のオウンドメディア「DERM CLASS(ダーマクラス)」のコンテンツ制作をお手伝いさせていただいています。