ザ社内報®︎|株式会社アンティル様

WEB社内報に特化したサービス「ザ社内報®︎」の導入事例として、株式会社アンティル様にインタビュー。WEB社内報導入時の課題から運用、効果、今後の展開についてお話しいただきました。

ザ社内報®︎|株式会社アンティル様

株式会社アンティルは、アジアNo.1のPR会社である株式会社ベクトルの子会社として、PR戦略の立案・実行はもちろん、PR発想でのクリエイティブ開発、デジタル施策を通して、売り上げ向上までの導線作りを幅広いお客様にご提案されています。

また、これまでの課題解決の実績を生かし、PRの新しい価値を提供し続けるために、PRの枠に留まらないさまざまなお取り組みをされています。

導入サービス|WEB社内報特化型サービス「ザ社内報®︎」

スマートメディア 社内報 

「ザ社内報®︎」は、導入事例750社を超える実績のCMS「Clipkit®︎」のWEB社内報に特化したサービスです。WEB社内報でインナーブランディング・社内コミュニケーションの課題を発見・解決に導きます。

今回お話をうかがったお客様は…

中野 晋太郎 様
株式会社アンティル
経営企画本部 本部長

大手自動車部品メーカーを経て2011年にベクトル入社。家電メーカーや食品メーカー、外資系製薬会社、化粧品会社、飲食店、投資ファンド、コンサルティング企業、IT企業、多岐にわたるクライアントのコーポレートPRを手掛けられました。現在はプランナー/アカウントマネージャーとしてスポーツ団体、大学、ディベロッパー、商業施設、外資系生活用品メーカー等、幅広いクライアントに対するPRコンサルティングに従事。また、ベクトルグループの危機管理サービス業務にも携わられています。2020年にアンティルで人事・組織開発室を、2021年に経営企画本部を立ち上げ、現職。

飯山 早織 様
株式会社アンティル
経営企画本部

新卒で出版社に入社し、テレビ誌の記者としてキャリアをスタート。2012年にアンティルに入社。メディアプロモーターとして、幅広いクライアントの文脈設計や掲載獲得に従事。2017年から3年間マネージャーを経験したのち、2020年から経営企画本部へ。アンティルの社内外広報や人事を担当するほか、アカウントマネージャーも兼務されています。

WEB社内報導入の理由を教えてください

中野 晋太郎 様(以下、中野さん):
弊社では、2020年に初めての社長交代がありました。それに伴い、社内報を作りたいという案が新社長から出たことが導入の理由です。

WEB社内報導入前に抱えていた課題はありますか?

中野さん:
当時、弊社は社員数が70~80人とそこまで規模が大きくなかったのですが、隣の部署のメンバーのことをよく知らないなどもあり、社歴が比較的長い部長クラスの社員も含めて、コミュニケーションの課題がありました。

ー 新社長就任に伴い、社員に向けて組織についてのアンケートを実施されたとか。

はい。コミュニケーションの課題を解決する1つの方法としてWEB社内報の導入を考えていたので、まず実態を把握するために、組織についてのアンケートを実施しました。

※(株)アンティル 2020年社内アンケートより

※(株)アンティル 2020年社内アンケートより

新社長の就任直前に実施した社内でアンケート結果では、「社内の人間関係が良好だ」と回答した社員が20%程度でした。さらに、「挨拶・声掛け・認める・褒める」といった組織風土に対して、「できている」と回答した社員は6.8%とかなり低く、「やや当てはまる」と合わせても40%未満の数値でした。

会社が安心して相談し合える風土ではないことに対する危機感があり、この状況の改善のために社内報導入の準備を進めることにしました。

<社内報導入前の課題>

・社員同士のコミュニケーションに対する課題を抱えていた
・会社が安心して相談し合える風土ではないことに対する危機感があった

→この状況の改善のために社内報導入を検討した

「ザ社内報®︎」を選んでいただいた理由を教えてください

飯山 早織 さん(以下、飯山さん):
「ザ社内報®︎」を選んだ理由はグループ会社だということはもちろんですが、それを抜きにしても価格面がリーズナブルだったことが大きいです。

WEB社内報導入時の⽬標はありましたか?

飯山さん:
WEB社内報は2020年4月にローンチしました。実は、導入準備の最中に初めての緊急事態宣言が出てコロナ禍に入ってしまい、多くの社員が在宅勤務となり直接顔を合わせることがなくなってしまいました。

そのため、まずは「社内報の記事を毎日更新する」ことを目標にしました。弊社は1人暮らしの社員も多いので、WEB社内報が緊急事態宣言下でも人とのつながりを感じさせるツールになればと思っていたのです。

その結果、2020年8月には、100記事目を達成することができました。

コロナ禍でのWEB社内報運営ではどんなことを意識されましたか?

飯山さん:
PVや数値的なKPIを細かく設定せずに、あくまでも大枠で「社内の人間関係の構築」「コミュニケーションの活性化」を意識した記事作りに取り組みました。

導入の目的が「社員の人間関係改善」だったので、WEB社内報を通してリモート勤務の状況下でも社員同士がコミュニケーションをとれるように、「更新」に重きを置いた運営を心がけました。

社内でザ社内報®︎をどのようにご活用いただいていますか?

飯山さん:
弊社では、前月の業務を振り返る全員参加のオンライン会議「マンスリーミーティング」があります。ザ社内報®︎導入後はこれを活用し、参加できなかった方が議事録を閲覧できるようにしています。参加できなかった社員以外にも、中途社員や産休・育休などでお休みされている方々がいつでも確認できるため、会社の状況をキャッチアップできると好評です。

さらに、WEB社内報にMVP受賞者へのインタビューを掲載することで、「その方は何がすごかったのか」「どういうところを評価されてMVPを受賞することができたのか」といったことが明確になり、社員全体の納得感にもつながっています。

また、中途採用社員の方のこれまでの経歴や歩みをストーリー仕立てで紹介していますが、WEB社内報が部署を問わず新しいメンバーを知ることができるツールになっています。

ほかにも、社内で横串で動いているプロジェクトについて取材しWEB社内報で掲載することで、「こんな活動も行っているんだ」とこれまで知らなかった活動を知る機会になった、という声もあがっています。

ザ社内報®︎導入後、社内からの評判は?

飯山さん:
社内報の記事は資産のように蓄積されていきます。興味があれば、社員はいつでも過去を含めた記事を読むことができるので、中途採用の方を含め新しく入社された方がよく読んでいると聞いています。特に、5月は新卒社員が各部署に配属される時期なので、WEB社内報が“配属先の部署を知るためのツール”にもなっています。

社員の方からは「社内報をいつも見ています!」と声をかけていただくこともあります。反対に、更新頻度が少し減ったりすると「もっと記事をあげてほしい」と言われることもあります(笑)。

このように、社内報について皆さんからさまざまなリアクションをいただけることは、私たちのやりがいにもつながります。

<ザ社内報®︎導入後の声>

・中途採用や新入社員がよく読んでいる
・新卒社員が配属先の部署を知るためのツールとして活用

ザ社内報®︎導入後に実感されている成果はありますか?

中野さん:
先述した通り、情報共有や相互理解のためのコンテンツを積極的に発信していることもあり、ザ社内報®︎の導入によって社員同士の理解が深まり、情報共有が円滑になったと思います。

導入前に実施した組織についての社内アンケートを半年後に再度行ったところ、結果が良くなっていたことは大きな成果だと感じています。特に、「社内の人間関係が良好だ」と回答した社員が半年で20%から60%まで上がったことには驚きました。

※(株)アンティル 2020年社内アンケートより

飯山さん:
この半年というのは、コロナ禍で多くの社員がほぼ出社していなかった時期になります。社員同士のコミュニケーションが取りづらく、本来であれば関係が良くなる要素が少ないと想定される中で、ここまで数値が改善されたことに、WEB社内報の成果を感じています。

これ以外にも組織の人間関係改善のためにさまざまな取り組みをしていたので、社内報だけの成果とは言い切れませんが、ウェブ社内報がコミュニケーションにおいて大きな役割を果たしてくれていると思います。

<ザ社内報®︎導入後に感じた成果>

・社内アンケートを半年後に再度実施した所、数値が改善
・特に、「社内の人間関係が良好だ」と回答した社員:半年で20%から60%までUP
→社員同士の理解が深まり、情報共有が円滑になった

ザ社内報®︎の良いところ・改善してほしいところをぜひお聞かせください!

飯山さん:
私はCMSに詳しくなかったのですが、ザ社内報®︎は説明書やマニュアルなどを熟読しなくても、直感的に記事を作ることができました。WordPressをさわった経験がない方でも、簡単に使えるところはすごくいいなと思います。

改善ポイントをしいて言うのであれば、アクセスログなどの数値がもう少し簡単に見ることができるといいなと思います。細かい仕様の部分を理解できていなかったり、システムに詳しくない人でも、パッと見て最低限のデータがわかるとありがたいです。

ー 貴重なご意見ありがとうございます。今後の参考にさせていただきます!

今後ザ社内報®︎で⾏っていきたいことは?

中野さん:
今、弊社は徐々に社員数が増えています。体制の変更もあり、経営陣と社員がコミュニケーションを取る機会が以前より減ってしまったと感じる社員が今後増える可能性もあると思います。

こうした状況の中で、会社としての「方向性」や「方針」を、管理職経由で社員に浸透させていくだけでなく、WEB社内報を通じて直接社員たちに発信することにも、さらに力を入れていきたいですね。“直接”想いや情報を伝えることで会社への理解が深まり、社内のコミュニケーション活性化や働きやすい環境作りにつながったら、と思っています。

ー 中野様、飯山様、ご協力ありがとうございました!

ウェブで社内報を始めたい方はぜひお問い合わせください!

スマートメディアが提供する「ザ社内報®︎」は、導入事例750サイト超のCMS「Clipkit®︎」のWEB社内報に特化したサービスです。セキュリティ対策やサーバー保守も弊社で行いますので、運営コストも大幅にカット。デザインの変更やコンテンツ制作もお任せいただけますので、御社のインナーブランディングをマルっとサポートいたします。

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