オウンドメディアに必要な構築と運用の費用をシミュレーション!

オウンドメディアの立ち上げを検討している方にとって、最も知りたい要素の1つが「費用の相場」ではないでしょうか。この記事ではオウンドメディアの費用の相場を「構築」と「運用」に分けて紹介します。また、予算別に構築と運用の方法や外注先イメージもまとめましたので是非ご覧ください!

オウンドメディアに必要な構築と運用の費用をシミュレーション!

この記事を書いたのは…

品原由衣}

品原由衣

株式会社スマートメディア 執行役員/オウンドメディア事業統括

オウンドメディアを用いたデジタルコミュニケーション支援事業を2018年に立ち上げ、これまでに100社以上のオウンドメディアの戦略立案・構築支援をしてきました。Linkedinアカウントはコチラから!

オウンドメディアには「構築」と「運用」の費用がかかる

オウンドメディアには2種類の費用がかかります。これら全てを自社の人材で実施する場合は、構築は約3ヶ月分の人件費、運用は毎月の人件費×運用予定月数で換算してみてください。

●構築費用
オウンドメディア用のWEBサイト構築にかかる費用。
ドメイン取得、サーバー、サイトデザイン制作、コーディングが含まれます。

●運用費用
オウンドメディアを更新・維持するのにかかる費用。
戦略策定や分析、コンテンツ制作、サイトの仕様やデザイン改修が含まれます。

構築費用の詳細と相場

オウンドメディア用のWEBサイト構築は、「どれくらい作り込みたいか」によって相場が変わります。
既にあるデザイン・機能を踏襲してサイトを構築する場合と、自社オリジナルのデザイン・機能をゼロから制作してサイトを構築する場合の相場は以下のとおりです。

●既製デザイン・機能で構築する場合
30〜60万円

●オリジナルデザイン・機能で構築する場合
200〜300万円
※ロゴデザイン、コーディングや機能開発費用含む
※ECサイトとデータ連携したい、会員と非会員で表示コンテンツを変えたいなどの機能要件によっては上記の価格帯を上回る可能性があります。

なお、ドメインやサーバーにかかる費用の相場は以下のとおりです。

●ドメイン取得費用
ドメインには初期費用(ドメインを購入する費用)と更新費用(ドメインの契約更新時に発生する費用)の2種類のコストがかかります。
それぞれの費用は取得するドメインの種類(.comや.netなど)によって変わります。
「.com」「.net」などは数十円〜数百円、「.ai」「.inc」などの人気ドメインは数万円〜など、かなりコストに幅がありますのでドメイン購入サイトなどで事前に調査してみましょう。

●サーバー構築費用
ドメインを購入しただけではオウンドメディアを公開することはできません。サーバーを用意する必要があり、そのサーバーにも費用がかかります。

サーバーには、サーバー機器を購入して設置する「設置型」と、サーバー事業者が提供するサーバーを借りる「クラウド型」があります。

設置型では初期費用として機器の購入に数十万円と初期設定の代行に数万円の費用がかかり、毎月のサーバー保守管理費用として5万円〜が相場です。
クラウド型は機器の購入が必要なく初期設定代行に数万円、月額の使用料と保守管理費用合わせて5万円〜が相場です。

運用費用の詳細と相場

運用には毎月のメディア運営費用とサイトのメンテナンス費用がかかります。

自社にメディア運営の経験がない場合、メディアを成長させるための戦略や戦術を外部のコンサルタントに依頼するケースがあります。また、オウンドメディアに公開する記事の制作も外部に委託する場合が多いです。以下はコンサルティング費用と記事制作費用の相場です。

なお、メディアの成長のためには一定数の記事を蓄積していく必要があります。そのため、毎月少なくとも5本、可能であれば10〜15本ほど(2-3日に1記事公開のペース)の記事を制作し公開することをオススメします。

●コンサルティング費用
集客戦略の策定・SEO記事キーワード選定・サイト分析などで30〜50万円/月

●SEO記事制作費
3,000文字程度の記事における構成書作成・執筆・入稿で3〜7万円/記事
※専門性が高い内容のSEO記事は、専門家に監修してもらうケースや、専門家にインタビューして記事を執筆するケースがあります。その場合は上記よりも費用があがり、10〜20万円/記事程度の相場になります。

●取材・対談記事制作費
3,000〜5,000文字程度の記事における企画作成・構成案作成・取材調整・取材・執筆・入稿で30〜50万円/記事
※著名人や芸能人が出演する場合は、上記の費用にキャスティング費用が上乗せされます。

また、オウンドメディアの運営にはサイトのメンテナンス費用も必要です。ここは見逃しがちなコストなのでしっかり想定しておきましょう。いずれも自社でエンジニアを雇用するパターンや他社に外注するパターンがあります。

●サーバーの保守管理費用
5万円/月〜
24時間365日サーバーを監視し、異常があったら確認・修正してもらうのに必要な費用です。

●サイトの改修費用
40〜60万円/月 or 5,000円〜10,000円/時間
バグが発生した場合やサイトに機能追加したい時、エンジニアや制作会社に作業を依頼する費用です。

予算別!実現可能なオウンドメディアの構築・運用方法

ここからはオウンドメディアの構築と運用について、【予算別】にできることや発注先のイメージなどを紹介していきます。

予算別の構築方法

まずは構築について、自社の予算だと何ができて、誰に発注すべきか。そして製作期間はどれくらいを見越しておくべきかを御覧ください。

予算 できること 発注先イメージ 製作期間 費用に含まれるもの
60万円以下 既存のテンプレートを使ったオウンドメディア構築 フリーランス
小規模のWEB制作会社
2週間〜 ・CMS利用
・テンプレート購入
・簡易なロゴデザイン
100万円程度 既存のテンプレートにオリジナルの装飾や
追加機能を加えたオウンドメディア構築
小規模のWEB制作会社 1ヶ月〜
・CMS利用
・テンプレート購入
・デザインアレンジ、簡易な機能追加
・簡易なロゴデザイン
300万円程度 オリジナルのデザイン・機能を搭載したオウンドメディア構築 中規模のWEB制作会社 2ヶ月〜 ・大規模カスタマイズが可能なCMS利用
・デザイン制作
・ロゴデザイン
・集客など目的に合わせた機能実装
・コーディング
500万円以上 著名WEBデザイナーによるデザインや、
EC連携・顧客ID連携などの機能を搭載したオウンドメディア構築
中規模のWEB制作会社
大手のWEB制作会社
3ヶ月〜 ・大規模カスタマイズが可能なCMS利用
・著名デザイナーによるデザイン制作
・著名デザイナーによるロゴデザイン
・他システムとの連携など大規模な機能実装
・コーディング

予算別の運用方法

運用については、予算によって運用体制と記事本数が変わってきます。自社にオウンドメディア運用ができる人がいるのか、毎月何本記事を公開したいのかなどを考慮して予算を組んでみてください。

予算(月間) できること 発注先イメージ 費用に含まれるもの
10万円以下 毎月2-3本の記事更新 フリーランスのライター ・企業から提供された戦略や企画にそった構成作成・執筆
・Wordによる文章納品(画像選定やCMS入稿の代行無し)
50万円程度 ・SEOでの集客戦略の簡易コンサルティング
・毎月4-5本の記事更新
フリーランスのSEOコンサル
フリーランスのライター
小規模の運用代行会社
・SEO記事の戦略設計・構成作成・執筆
・Wordによる文章納品(画像選定やCMS入稿の代行無し)
・月1回の簡易レポート
100万円程度
・戦略策定や企画ができる編集長の起用
・SEOでの集客戦略を含む
メディア運営戦略のコンサルティング
・毎月5-7本の記事更新
中規模の運用代行会社 ・メディア成長戦略の策定
・多様なコンテンツ企画立案
・SEO記事の戦略設計・構成作成・執筆
・画像選定・CMS入稿代行
・月1回のレポート
200万円以上
・戦略策定や企画ができる編集長の起用
・SEOでの集客戦略やEC売上アップ戦略を含む
メディア運営戦略のコンサルティング
・毎月5-10本の記事更新
中規模・大規模の運用代行会社 ・メディア成長戦略・EC売上アップ戦略の策定
・多様なコンテンツ企画立案
・SEO記事の戦略設計・構成作成・執筆
・画像選定・CMS入稿代行
・月1回のレポート

費用の算出や社内予算取りで注意すべきこと

運用期間は最低でも1年間継続する前提で

オウンドメディア施策を軌道に乗せるためには最低でも1年間の運用期間が必要です。それは、ある程度コンテンツが蓄積されないと集客効果が出ないためです。予算の算出をする時は最低運用期間を加味しましょう。

社内の人件費も発生します

全て外注する前提であっても、施策全体の進行管理や外注先の納品物をチェック・検収するために、社内にも最低1名の人員が必要です。その人の人件費も加味しましょう。

費用算出とともにオウンドメディア施策の骨子も用意して

どんなオウンドメディアにしたいかによって、かけるべき費用も変わってきます。オウンドメディア構築の目的や施策全体の骨子が固まっていない場合は、費用算出の前に全体像をある程度固めるのがおすすめです。ぜひ以下の記事を参考にしてください。

オウンドメディアにかかる費用感を把握して適切なプランニングを!

オウンドメディア構築や運用において最も重要なのは適切なプランニングです。プランニングの中には、オウンドメディアの戦略策定や体制構築、予算取りが含まれます。
この記事をお読みいただいた方であればオウンドメディア施策の大まかな予算をつくっていただけると思いますが、その予算を通すためにはオウンドメディア施策の戦略や将来の効果シミュレーションなどが必要になるはずです。

もしオウンドメディア施策のプランニングや外注先探しに困ったら、ぜひスマートメディアにお問い合わせください。スマートメディアでは多数の企業様のオウンドメディアをプランニング・構築・運営してきた実績がございます。

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