![検索順位が下がってしまった!そんな時にまず確認すべき3つのこと](https://cdn.clipkit.co/tenants/981/articles/images/000/000/821/large/de6b8e4a-ffa1-441e-9aaa-028822ea2ae8.png?1718174244)
採用オウンドメディアとは
採用オウンドメディアとは、採用活動のために企業が運営メディアすることを言います。
これは、従来の求人広告や採用イベントに代わる新しい採用手法の一つとして近年注目されており、企業のウェブサイトやブログ、SNSアカウント、動画コンテンツなど様々な形で存在します。
求人媒体に依存せず、自社の特徴や求める人物像などを自由に発信することができるので、自社の文化にフィットした人材から応募の増加が見込めます。
コンテンツ例としては以下が考えられます。
・社員インタビュー
・社員の座談会
・オフィスツアー
・企業の文化について
・業務内容の紹介
・福利厚生について
・社内イベントの紹介
採用オウンドメディアをやる3つのメリット
そもそも、なぜ採用オウンドメディアが必要とされているのかを解説します。
応募者数を増やすことができる
オウンドメディアにて独自のコンテンツを配信することで、求人媒体ではアプローチができなかった求職者の目に留まり、応募数の増加につながります。
株式会社Indeedが実施した調査によると、
「自社の応募者が増えているか」という質問に対して、採用オウンドメディア を実践している企業と実践していない企業との比較では、実に43.6ポイントもの差があることが分かりました。
![応募者の増加](https://cdn.clipkit.co/tenants/981/item_field_assets/assets/000/000/474/large/fbcc9e62-0f72-490a-94d5-1e1de8928a87.png?1710401437)
オウンドメディアリクルーティングの採用への効果とは? 実践企業・非実践企業への 調査レポート
※OMR=オウンドメディアリクルーティング の略
引用元: https://jp.indeed.com/lead/ebook-survey-reports-to-practicing-and-non-practicing-companies?hl=ja
上記の調査結果からも、自社でオウンドメディアを持つことは応募者数の増加に大きく役立つことが分かります。
応募者のミスマッチをふせぐことができる
採用オウンドメディアを通じて、企業は業務内容や求めるスキル経験だけではなく、自社の文化、価値観、を詳細に紹介することができます。求職者はこれらの情報を参考にして、自分の経験や能力と企業の要件が一致するかと同時に、企業の文化になじめそうであるかを判断することができます。
また、メディア上やSNSにて求職者と直接コミュニケーションを行う機会もあるかもしれません。
そうすることで「入社後はこんな人になりたい」と具体的なキャリアプランを描くことができ、志望度合いが上がる可能性もあります。
同調査によると、オウンドメディアを見てから応募してきた応募者は「自社とマッチしている」と実感しているという結果もあります。
![求職者のが定着率が高い](https://cdn.clipkit.co/tenants/981/item_field_assets/assets/000/000/498/large/0ba8b653-756f-4005-a230-410d1151dd40.png?1710995155)
オウンドメディアリクルーティングの採用への効果とは? 実践企業・非実践企業への 調査レポート
引用元: https://jp.indeed.com/lead/ebook-survey-reports-to-practicing-and-non-practicing-companies?hl=ja
弊社のクライアントの株式会社リンク様においても、中途採用面接時にオウンドメディアを見て応募した、という方がいたようです。
![オウンドメディア|株式会社リンク様「LINK Watch!(リンクウォッチ)」 - 株式会社ベクトル メディア事業部](https://cdn.clipkit.co/tenants/981/item_links/images/000/005/944/large/147d4b63-ec5d-4445-aee4-8709b7339c0b.jpg?1711008768)
オウンドメディア|株式会社リンク様「LINK Watch!(リンクウォッチ)」 - 株式会社ベクトル メディア事業部
※記事内抜粋※
弊社に中途採用の応募をしてきてくれた候補者の方と面接をしたときに、「御社のコンテンツをすごく読んでいます!」と話してくださった方がいました。
さまざまな流入方法で、幅広くコンテンツが読まれるケースが出てきてるというのは驚きました。
採用コストを下げることができる
採用オウンドメディアを活用することで、求人広告や採用イベントなどの広告費を削減することができます。
自社のウェブサイトやSNSアカウント、ブログなどを活用して求職者に直接情報を提供するため、広告媒体への依存度が低くなり、その分の費用を節約することができます。
また、上記でも解説したように、ミスマッチもふせぐことが出来るので、入社後の定着率が上がることから、長期的に見てもコストの削減につながると言えるでしょう。
こちらも同調査によって、採用オウンドメディアを実践している企業のうち、74.4%が人材採用コストの削減につながっていると回答しています。
![オウンドメディアリクルーティングの採用への効果とは? 実践企業・非実践企業への 調査レポート](https://cdn.clipkit.co/tenants/981/item_field_assets/assets/000/000/499/large/76cf94c7-8ef6-4f50-a329-5e51bc72606b.png?1710997051)
オウンドメディアリクルーティングの採用への効果とは? 実践企業・非実践企業への 調査レポート
引用元: https://jp.indeed.com/lead/ebook-survey-reports-to-practicing-and-non-practicing-companies?hl=ja
採用オウンドメディアの事例
ここでは、採用オウンドメディアを活用している企業の紹介をします。
Sansan株式会社|人・組織・カルチャーを伝えるメディア「mimi」
働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売を行っているSansan株式会社。
企業に興味を持っている求職者や大学生ターゲットとしており、働く人や、社内文化、福利厚生などにフォーカスした内容になっています。
営業職からコーポレート職、開発職にインターン生まで幅広く採用活動をしていることから、職種ごとにタグ検索ができるように情報整理されているのが特徴的です。
サイトはこちらから
https://jp.corp-sansan.com/mimi/
株式会社メルカリ|mercan
フリマアプリ「メルカリ」の企画・開発・運用を行っている株式会社メルカリ。
『メルカリの“いま”を正しくかつ遠くまで届け、エンパシーの総量を増やす。』をコンセプトに、メルカリではたらく人を軸に、チームの紹介や社内での出来ごとを発信しています。
インタビューコンテンツは350を超えており(2024年3月現在)、とにかく会社ではたらく中の人のリアルにこだわってコンテンツを配信していることが分かります。
サイトはこちらから
https://mercan.mercari.com/
株式会社共立メンテナンス|DOMINISTA BLOG ドーミーインこぼれ話
ドーミーインを代表するホテル事業などを行っている株式会社共立メンテナンス。
全国各地のスタッフの紹介から、SDGsへの取り組みや社員研修の様子などを紹介しています。
ドーミーインのレストランで働くスタッフ“あるある”、そしてスタッフがブログ感覚で投稿できるコーナーなど、気取らないテーマも記事にも注力しているのが特徴的です。
サイトはこちらから
https://recruit.kyoritsugroup.co.jp/hotel/dormyinn/blog/
オウンドメディアを活用して、採用活動の促進を
オウンドメディアを活用して採用活動を促進させるには、、自社の特徴や入社するメリット、社風などをターゲットに適した表現を用いて発信し続けることが大切です。
しかし、いざ始めようと思ってもメディア運用に工数が避けなかったり、そもそも知見を持った人がいない、という壁に当たってしあう場合もあります。
そんな時は、メディア作りのプロに一度相談してみてはいかがでしょうか?