
株式会社リンク様は、1987年に広告制作会社として事業をスタート。クラウド/ホスティング・BIZTEL・セキュリティプラットフォーム・なかほら牧場の4つの事業を中心とした、質の高いサービスを展開している会社です。
導入サービス|Ownd

Ownd(オウンド)とは、生活者に「見られる」オウンドメディアの構築・運営を10名以上の編集者で構成された編集チームが一気通貫で担う、オウンドメディアのフルサポートサービスです。SEOやSNSを活用した集客はもちろん、一度サイトに訪問した方を「ファン」にするための企画・運営が得意です。
「LINK Watch!(リンクウォッチ)」

『 LINK Watch! 』は、サーバー・インフラやビジネスフォンなどのジャンルをはじめとした業界のトレンドやツール、導入事例などを幅広く発信するメディアです。
IT関連のさまざまな事業を展開するリンクさんだからこその視点でコンテンツを制作し、自社に合ったIT関連サービスの導入を検討されているユーザーをコンテンツで支援することを目的に運営しています。

LINK Watch!
『 LINK Watch! 』は、サーバー・インフラやビジネスフォンなどのジャンルをはじめとした業界のトレンドやツール、導入事例などを幅広く発信するメディアです。自社に合ったIT関連サービスの導入を検討されているユーザーをコンテンツで支援することを目的に運営しています。
今回お話をうかがったお客様は…

内木場健太郎 様
株式会社リンク
マーケティング部 部長
クリエイティブ業務からキャリアをスタート。広報宣伝部門、マーケティング部門の立ち上げ、ホスティング事業責任者を経て2019年よりカスタマーサクセス支援システム「CustomerCore」の事業開発を担当。サブスク型/ストック型ビジネスの20年以上の経験をもとに、様々なBtoB企業のカスタマーサクセス活動の効率化を支援されています。
物江由香 様
株式会社リンク
BIZTEL事業部 事業企画グループマーケティングチーム
広告営業・Webディレクターを経て2018年よりリンクのマーケティングに携わり、オウンドメディア『LINK Watch!』の立ち上げを担当。現在は「BIZTEL」のマーケティング担当として企業の電話クラウド化を支援されています。
オウンドメディアの導入を検討したきっかけを教えてください。

内木場 健太郎さん(以下、内木場さん)
弊社では、オウンドメディアの検討というよりも、まず「自社のPRのネタがない」ということに課題を感じていました。この課題を解決するために、これまで続けてきたPR活動を全面的に見直すなかで、新たな取り組みができるPR会社さんを探していました。
そして、弊社がお願いすることに決めたPR会社さんから、PR課題を解決するための1つの方法として、オウンドメディアの活用をご提案頂いたのが、導入検討のきっかけでした。
当初、わたしたちに「オウンドメディア」という発想はなかったのですが、ネタや情報を作る役割を持ったオウンドメディアを上手に活用することで、PR活動にもつながるというのは目からうろこの考え方でした。
物江 由香さん:(以下、物江さん)
そうですね。
PR課題を解決するためにオウンドメディアを活用することは、他社さんのご提案にもなくわたしたちの中で新しい考えだったので、すごく面白そうだなと感じました。

内木場さん:
オウンドメディアで自ら記事を作り、それをネタにPR活動をしていくというのが、わたしたちにはとてもしっくりきましたね。そこで、一緒に「LINK Watch! 」を作っていきましょう、という経緯でスタートしました。
PRの課題とは具体的にどんなことですか?
内木場さん:
弊社のサービスはBtoBなので、マス広告で何かやる・広いキャンペーンを実施するというようなPR手法ではなく、特定のターゲット層に対してしっかりコミュニケーションを作っていく、ということが重要です。
そのため、これまでお付き合いしていたPR会社さんは、ベーシックなリテーナー活動が中心でした。プレスリリースでメディアキャラバンをしてコミュニケーションをとり、記事化を狙っていくという感じですね。
しかし、ネタがリリースベースなので、内容もBtoBサービスのアップデートや企業の導入事例が多く、メディア側がなかなか興味を持ちにくいネタを発信し続けている状況でした。このような背景もあり、弊社と従来型のリテーナー活動はあまり相性が良くないのではないか、と考えていました。
そのような中で、新たなPR会社さんから「ネタがないのだったら作りましょう」とご提案をいただきました。正直とても驚きましたが、そこでオウンドメディア導入に至った、という感じです。
オウンドメディア導入後にどのような効果を感じられましたか?
物江さん:
これまで、一般的なSEO記事は自分たちでも作成していましたが、PRにつなげるという発想はありませんでした。そのため、「もうこれ以上PR活動のやりようがないよね」と諦めモードだったのですが、オウンドメディア「LINK Watch!」を活用することで、“もっと記者さんとコンタクトできる可能性があるのではないか”と考えることができ、ネタ作りの幅が広がったことを実感しています。
ー これまでは、どのようなウェブ集客施策をおこなってきたのですか?
内木場さん:
これまでも、外部のライターさんや社内リソースを使って、ノウハウやメソッド解説などの記事を作って流入獲得を目指す、いわゆるコンテンツマーケティングへの取り組みは各部署で実施していました。しかし、「LINK Watch!」のコンテンツは、従来とは全く異なる“プレミアム”な位置づけにしています。
具体的には、
<従来のコンテンツ>
・ノウハウ
・メソッド系記事
<オウンドメディア「LINK Watch!」>
・著名な方との対談
・その分野の権威の方にお話をうかがうインタビュー記事
に取り組んでいます。
従来作ってきた記事に比べて質が圧倒的に向上し、良いコンテンツ作りができるようになったのは御社のお力添えあってのことで、会社としても大きな進歩とメリットを感じています。
オウンドメディア導入後に「これは予想外だった」と感じた効果はありますか?

内木場さん:
社内外で「LINK Watch!」の記事読んでくださっている方が確実に増えてきていて、 「あの記事良かったです」と声をかけてもらうことも多く驚いています!
特に、コールセンターのマネージメントや運営のお悩みの解決法を提示してくれる【コールセンターコンサルタント 池田浩一さん】の記事が好評です。

コールセンターのSV・管理者の負担を減らす、研修の動画化 想像以上に簡単に始められる「動画制作のコツ」とは - LINK Watch!
コールセンターでは、在宅勤務の実施やeラーニングの普及を背景に、動画を活用した社内研修が当たり前になりつつあります。応対マナーなどの基礎的な内容についてはコールセンター専門の教育・研修事業者が動画コンテンツを提供していることもありますが、商品知識や自社ならではのオペレーションについてはSVや管理者が自ら制作しなければならず、「作り方がよくわからない」「撮影・編集が負担で、なかなか動画研修に踏み切れない」といった声がよく聞かれます。そこで今回はコールセンターのコンサルタントである池田浩一さんに、オリジナル研修動画が簡単に作れる動画制作のコツを教えてもらいます。
また、「カスタマーサクセス」は、近年流行りのワードだったりもするので、取引先の方も「カスタマーサクセス」関連の記事に興味を持ち、実際に読んでくださっているという話も聞いています。

カスタマーサクセスの進め方、実践編① カスタマーサクセスの課題、目標設定の見つけ方。 - LINK Watch!
カスタマーサクセスを導入したいと思って調べたものの成功事例が見つからない、何をどうしたらいいのか分からない。そんなカスタマーサクセス初心者に向けて、お届けするカスタマーサクセス実践編。複数の会社でカスタマーサクセスのアドバイザリーを勤める内海京寛さんに、カスタマーサクセスの進め方を教えていただきます。第1回は、課題と目標設定の見つけ方をお聞きしました。
内木場さん:
直接的に数値の変化みたいなことがあるわけではありませんが、社内外のコミュニケーション面が大きく変わった、という手応えは感じています。
ー 具体的にどんなところが変わったと実感されていますか?

内木場さん:
弊社に中途採用の応募をしてきてくれた候補者の方と面接をしたときに、「御社のコンテンツをすごく読んでいます!」と話してくださった方がいました。
その方は、「LINK Watch!」で公開している【ダイレクトメールが迷惑メールにならずに顧客に到達するための仕組み】という記事に、前職での業務の際にたどりついてくれたようです。
このように、さまざまな流入方法で、幅広くコンテンツが読まれるケースが出てきてるというのは驚きました。
今後取り組みたいことについて教えてください
物江さん:
弊社では新卒採用は行っておらず、中途採用だけを行っています。通年で採用活動は行っているのですが、応募者の方は前述のように「LINK Watch!」を読んできてくれる人が多いことが最近わかりました。応募前に「LINK Watch!」を読んで、株式会社リンクはどんな会社なのか、どんな取り組みをしているのかを把握するのに活用してくれているみたいです。
「LINK Watch!」には現状、採用に向けて作っているコンテンツはないのですが、「深掘りリンク」という記事は応募者の方が必ず読んでくださっていることが分かりました。なかでも、岡田元治社長の記事は「読んで共感しました」とか「すごくいい会社だと思いました」と面接時に言ってくれることが多いです。
ー 採用向けに制作した記事ではなくても、会社を知ってもらう1つの方法としてオウンドメディアが役に立っているんですね!

物江さん:
そうですね。これは、オウンドメディアを始める際には全く意図していなかったのですが、今後は会社の情報や社長の想いを「LINK Watch!」できちんと発信していくことで、より多くの方に会社の魅力を伝えることができるのではないか、と考えています。

深掘りリンク 「今の時代が忘れてしまった“当たり前”を大切にする」 代表取締役社長 岡田元治 - LINK Watch!
企業向けにIT関連サービスを提供するリンクをさまざまな角度から紹介していく「深掘りリンク」。第1回は創業者である岡田元治社長がリンクの歴史やサービス、そして会社への想いを語ります。
物江さん:
もちろん、コーポレートサイトにも似たような情報は載っているのですが、「LINK Watch!」という“媒体”が“取材”という形で記事化することで、コンテンツに客観性が加わり、多くの方に読んでいただけるのだと思います。
そうした発信を今後も積極的にオウンドメディアを通じて行うことで、中途採用に応募される方だけでなく、ユーザーのみなさんもいい会社だと思ってくれるかもしれないですし、ブランディングとしても効果があるのではないかと考えています。

内木場さん:
弊社には、IT系のものから牧場まで、さまざまなプロダクトがあります。どれも、1つ1つ異なるプロダクトの切り口を生かしたコンテンツ作りを進めていくことで、「株式会社リンク」の魅力がより伝わるコンテンツをもっともっと増やしていきたいですね。
取引先の方からも「こういう考え方をって会社経営してるんだな」と知っていただけたり、時には共感していただいたり。リンクの魅力が伝わるようなコンテンツを増やしていきたいと思います。
ー 内木場様、物江様、ご協力ありがとうございました!
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