【導入事例あり】WEB社内報運用担当が解説!読まれる社内報の企画・ネタ50選

社内報は、企業内でのコミュニケーション促進や組織活性化に欠かせない要素です。しかし、どのような内容で社員の興味・関心を引きつけ、効果的な社内報を作成するか、企画やネタで悩んでいる担当者も多いでしょう。
この記事では、社内報のターゲットとなる社員の興味・関心を探り、具体的な企画やネタ提案を通じて読み手の興味・関心を満たす方法をご紹介します。

【導入事例あり】WEB社内報運用担当が解説!読まれる社内報の企画・ネタ50選

この記事を書いたのは…

小針亜葵子

PR/オウンドメディアプロデューサー/社内報運用担当

編集プロダクションやアパレルブランド勤務を経てウェブメディア業界へ。月間500万PVの男性メディア編集長や有名ガールズファッションイベント公式メディアの事業責任者などを経て、現在はPR/コーポレートブランディングを担当。2016年より現在まで、メディア運営のノウハウを生かし、男性グルーミングブランドのオウンドメディアプロデューサーも担当。また、スマートメディア内のWEB社内報の制作・運用担当も兼務している。

社内報の目的と効果を理解する

社内報は、企業内での情報共有やコミュニケーションの活性化を目的として発行される媒体です。効果としては、社員間の交流を促進し、業務に役立つ知識や情報を広めることが挙げられます。また、会社の理念や方針を伝えることで、組織全体の一体感や士気を向上させる役割も果たしています。

社員のコミュニケーション促進

社内報が持つ最大の効果は、社員のコミュニケーション促進です。部署間や職種間での情報交換を促し、社員同士の信頼関係を築くことができます。

さらに、業務上の課題や悩みを共有することで、他部署からの解決策やアイデアを得ることが可能となり、イノベーション創出につながることもあります。

スキルアップと組織の活性化

社内報は、業務に関連する知識や情報を共有することで、社員間のスキルアップを実現できます。これにより、組織全体の生産性向上や、新規事業の発展にも期待ができます。また、社内のイベントや活動を紹介することで、社員のモチベーションを向上させる効果もあります。

社内報を通した企業の理念伝達

社内報は、企業の理念や経営方針を社員に伝える重要な手段でもあります。

社長や経営陣のメッセージを掲載したり、企業理念に基づく事業戦略や取り組みを紹介することで、社員一人ひとりが会社の目指す方向性を理解し、共有することができます。

社内報のネタ・企画を探すための工夫

社内報の企画やネタを探すためには、アンテナを張り巡らせながら以下のような工夫することが必要です。

1.各部署から情報をリサーチし、注目度の高いプロジェクトや業務改善事例を取り上げる
2.社員の興味関心に基づいたテーマを設定し、社内外の専門家や著名人によるインタビューや寄稿を依頼する
3.社内の人材育成や福利厚生に関する情報を提供し、社員の満足度向上につなげる

などの、コンテンツを検討することが可能です。以下、詳細を解説しますので是非ご参考ください。

各部署からネタをリサーチする

各部署からネタをリサーチする方法は、まず、定期的に各部署とのミーティングを設定し、業務上の課題や成果を共有することで情報収集を行います。

さらに、関心の高いテーマについて深掘りする場を設けることで、より魅力的なコンテンツが生まれることが期待できます。社内報運用担当は、常に各部署の動きを把握し、どんな形で発信するのが最適なのかを考えることで、企画化しやすくなります。

社内イベントや業務に関連した企画の提案

経営方針や部署ごとの目的に沿ったものであることを前提として、社内イベントや業務に関連した企画の提案をすることも可能です。
具体例として、社内セミナーや研修会、座談会などを企画し、社員同士のコミュニケーションやスキルアップにつなげることもおすすめです。

また、社員の意識やモチベーション向上を目指したイベントも良いでしょう。社内報に掲載する際は、イベントの様子や参加者の声、活動風景がよくわかる写真などを活用し、他の社員に情報を共有しましょう。

社員の興味・関心に基づくネタの考案

社員の興味・関心に基づくネタの考案では、アンケートやインタビューを活用して社員のニーズを把握し、関心度の高いテーマを選定することがおすすめです。

例えば、社員が悩んでいる課題や仕事上のコツ、営業担当向けお役立ち情報、新しいサービスや業務改善に関する情報をピックアップし、分かりやすい形で紹介するなども、立派な企画となります。

社内報の企画・ネタ50選

1.最新プロジェクトの進捗状況
2.社員のスポットライト(社員紹介)
3.新入社員の歓迎メッセージ
4.会社の歴史や創業者のエピソード
5.インタビュー:トップマネージメントの考えやビジョン
6.チーム活動の紹介と成果報告
7.バリューやミッションの解説
8.社内イベントの報告と写真
9.社員の趣味や特技紹介
10.ユーザーからの企画に対するコメント紹介
11.月間業績レポート
12.社内ボランティア活動の報告
13.従業員のスキルアップ・キャリア開発のサポート情報
14.社内勉強会や研修のスケジュール
15.優秀な社員の表彰(MVP)と功績紹介
16.社内コンテストの結果発表
17.社内ユーモアやジョーク(雑談)
18.職場の健康促進活動の紹介(ウェルネス系のネタ)
19.社内の専門知識や業界トピック解説
20.業界のトレンドや市場動向の分析(営業お役立ち情報系)
21.クイズや謎解きコーナー(参加型企画/リアクション促進系ネタ)
22.企業カルチャーの振り返り
23.社員の結婚・出産・引退のお知らせ
24.社内でのサービス改善案募集
25.社内報に関するアンケート結果
26.顧客からのフィードバックと対応策
27.トレーニングやスキルアップのヒント
28.本のレビューコーナー
29.オフィス内の工夫や改善事例
30.社内でのベストプラクティス紹介
31.健康やストレス管理のアドバイス
32.企業の社会貢献活動報告
33.社内メンバーの趣味・趣向紹介
34.テクノロジートピックスとその活用方法
35.リモートワークのヒントとコツ
36.社内での新商品・新サービスの紹介
37.ワークライフバランスに関するアドバイス
38.プロジェクト失敗から得た教訓と改善策
39.健康的な食生活の提案
40.イノベーションやアイデア創出の促進
41.顧客成功事例とその背後のストーリー
42.サービス改善に向けたアイデア募集
43.社内のダイバーシティとインクルージョン活動
44.営業成績ランキングの発表
45.社内トレンドやファッションアイテム紹介
46.リーダーシップに関するアドバイス
47.クリエイティブチームの制作過程紹介
48.社内の特別な日や記念日の祝福メッセージ
49.インターナショナルなメンバー紹介と異文化体験
50.メンタルヘルスとストレス管理の情報提供

社内報のコンテンツやネタの例を50個ご紹介してみました。これらのアイデアは、さまざまな目的やテーマに合わせてアレンジすることができます。企業の文化や目的に合わせて、オリジナリティ要素を加え、ユニークな社内報のコンテンツを作成してみてください。

デザインと編集で読まれる社内報を作成

デザインと編集で読まれる社内報を作成するためには、見やすいページ構成やレイアウトが不可欠です。加えて、読者が興味を持つコンテンツを継続的に発信することが重要です。

そのためには、以下の点に注意して社内報を制作することがおすすめです。

1.適切な文字数および見出しの使用
2.効果的な写真やイラストの活用
3.視覚的な刺激となるデザインの導入
4.わかりやすい言葉遣いや構成で情報伝達を図る

これらの要素を取り入れることで、社内報がより社員の関心を集め、読まれるコンテンツになることが期待できます。

見やすいデザインの基本ポイント

見やすいデザインの基本ポイントとして、

1. シンプルでクリアなレイアウト
2. 統一感のあるフォントサイズとフォント種類の使用
3. 適度な余白の確保
4. 企業カラーに合った色彩バランスを心がける
5. 視線の動き(Zの動線)を意識したデザイン

これらのポイントを押さえることで、読者にストレスなく情報を伝えられるデザインにすることができます。

コンテンツの内容構成に重要なポイント

コンテンツ内容の構成に重要なことは、

1. 1記事=1つのテーマとし、明確な目的とテーマの設定を行う
2. 起承転結を意識した構成と適切な段落分けをする
3. 説得力のある根拠や具体例を入れ、イメージをしやすくする
4. 結論への道筋を丁寧に説明し、読み手が理解しやすいように配慮する
5. 適切な情報を選び、伝えたいことを明確にする

テーマ毎にこれらの要素を適切に組み合わせて、読み手が魅力を感じるコンテンツを制作しましょう。

効果的な写真やイラストの活用

効果的な写真やイラストの活用方法としては、

1. 記事の内容やテーマを視覚的に伝えるもの
2. 記事の見出しやキーワードを強調するもの
3. 情報の整理や理解を助ける図表やグラフ
4. 社員や取材対象者の表情や雰囲気を伝えるポートレート写真

適切な画像やイラストを選択し活用することで記事がより読みやすくなり、読み手が離脱せずに伝えたいことを届けることが可能になります。

文字だけでなく、写真やイラスト、表やグラフを適切に配置し、読みやすく記事を心がけましょう。

社内報の評価、改善に取り組む姿勢も大切

社内報は、企業のコミュニケーション活動や情報共有を目的として発行される重要なツールであり、その運営には経営陣や担当部署の積極的な取り組みが求められます。

社内報の効果を最大限に活用するために、以下の点を心がけながら、評価や改善に取り組みましょう。

- インタビューや事例の取材は、社員同士のコミュニケーションや新入社員の研修資料としての役割を果たす
- コンテンツの企画・制作に関わる社員全員がデザインや編集などのノウハウを共有し、互いにスキルアップと向上心を持つ
- WEBや紙媒体を活用して、社員全員がアクセスしやすい状態を維持し、情報共有を促す

これらの取り組みを通じて、社内報の質を向上させ、さらに効果的なコミュニケーションツールとして社内報を活用することもできます。

社内報の役割や意義を理解しつつ、制作サイドと社員が互いに尊敬の気持ちを持ちながら、よりより社内報にするために努めることが大切です。

アンケートやフィードバックの活用

アンケートやフィードバックは、社内報の品質向上に役立つ重要な手段です。意識して以下の点に取り組みましょう。

- 定期的にアンケートを実施し、読者が求めるコンテンツや配信方法の改善ポイントを把握
- 社員からのフィードバックや意見を営業や経営陣に共有し、改善策を策定
- 社員からの提案やアイデアを積極的に取り入れ、より魅力的なコンテンツ作りに邁進

これらの活動により、社内報が更なる発展を遂げることが期待できます。

社内報の運営状況を定期的に見直す

社内報の運営状況を定期的に見直すことで、運営の効率化や品質向上を目指すことができます。以下の点に注意して、運営状況を見直し、目的達成に向けたスムーズな運営を行いましょう。

- コンテンツの企画・制作・配信の工程を詳細に把握し、改善策を検討
- 内容やデザイン、配信方法などの改善点を洗い出し、改善する
- 定期的な見直しを通じて、社内報の目的と企業理念に沿った運営を維持する

読者・社員の声を重視した改善

読者である社員の声を重視した改善は、社内報の品質向上に繋がります。以下の点を意識して取り組みましょう。

- 読者や社員の意見や要望を運営や編集に反映
- 社員の声を活かしたコンテンツや特集の企画・制作
- 社員主体の企画や取材を積極的に採用し、参加意識を高める

これらの取り組みにより、社員による積極的な情報共有やコミュニケーションの促進が期待できます。

WEB社内報導入事例

弊社で提供しているWEB社内報特化型サービス「ザ社内報®︎」を導入いただいている企業様に、WEB社内報導入時の課題から運用、効果、今後の展開についてお話しいただきました。ぜひ、比較検討の参考にしてください。

株式会社セゾン情報システムズ様

株式会社JTB様

株式会社MBSメディアホールディングス様

株式会社アンティル様

社内報で社員の絆を深めよう

社内報は企業内のコミュニケーション活動において重要な役割を担います。評価・改善に取り組む姿勢やアンケート・フィードバックの活用、定期的な運営状況の見直し、社員の声を重視した改善を通して、社内報が社員の絆を深め、組織の活性化につながることでしょう。そして、ご紹介したポイントを参考に、企画・ネタを考えて継続的に発信しましょう。

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