この記事を書いたのは…
小針亜葵子
PR/オウンドメディアプロデューサー/社内報運用担当編集プロダクションやアパレルブランド勤務を経てウェブメディア業界へ。月間500万PVの男性メディア編集長や有名ガールズファッションイベント公式メディアの事業責任者などを経て、現在はPR/コーポレートブランディングを担当。2016年より現在まで、メディア運営のノウハウを生かし、男性グルーミングブランドのオウンドメディアプロデューサーも担当。また、スマートメディア内のWEB社内報の制作・運用担当も兼務している。
社内報の目的は経営ビジョンの共有から
社内報の主要な目的は、経営ビジョンの共有です。これにより、会社全体が一体感を持ち、共通の目標に向かって進むことができます。
社員は、社内報によって経営陣がどのような方針で業務を進めるのかを理解し、それに基づいて各部署が具体的な戦略を立てるために有効なツールであるともいえます。具体例としては、社内報に経営ビジョンや方針の解説、会社の業績や事業戦略、新しい事業の取り組みなどを掲載することが挙げられます。そして、社員の理解を深め、情熱を高める効果があります。
経営陣と社員の意識統一を図る
社内報が経営陣と社員の意識統一を図るためには、具体的な事例や取り組みを紹介することが有効です。これにより、社員が経営ビジョンや方針を自分の業務にどのように取り入れるべきか理解し、行動に移すことが可能となるからです。
また、経営陣によるインタビューや意見が掲載されることで社員の理解が深まり、達成すべき目標が明確になります。
社員の理解とモチベーション向上を目指す
社内報は、社員の理解を深め、モチベーション向上を目指すために様々なコンテンツを取り入れるようにしましょう。
例えば、社員の仕事やプロジェクトの取り組みや成果を紹介したり、社員同士の意見交換や学びの場を提供することで、個々の成長や協力意識を醸成につながるでしょう。さらに、業務改善や知識の共有に役立つ情報も掲載し、社員が日々の業務に活かせるようにすることで、より有効的な活用が期待できます。
社員同士のコミュニケーションを強化する
社内報を利用して社員同士のコミュニケーションを強化する方法には、部署間の連携や交流を促進するコンテンツを提供することが挙げられます。
具体的には、異なる部署や事業所で行われている取り組みやイベントを社内報で紹介し、共通の話題や関心事を提供します。また、社員の業務以外の趣味や特技を紹介するコーナーを設けることで、プライベートなコミュニケーションも促進できます。
このように、コミュニケーションを活性化させることで、社員の仕事に対するモチベーション向上や組織の活性化が期待できるでしょう。
効果的な社内報の作成と運営のポイント
効果的な社内報の作成と運営には、以下のポイントを考慮することが重要です。
- ターゲットとなる社員のニーズや関心に応じたコンテンツの提供
- 経営陣と社員の意見や情報をバランスよく掲載
- 定期的な発行と更新を通じて情報を共有
- WEBやメールマガジンなど、多様な媒体を活用
- 社内報作成の負担を軽減するための効率的な運営体制の構築
これらのポイントに留意し、社員が期待する情報を提供し、コミュニケーションを活性化させることで、効果的な社内報の運営が実現につながります。編集部がある会社では、上記を意識してた運営方針やスケジュールを組み、目的に向かって効率よく社内報w運営しましょう。
社員からの取材とインタビューに力を入れる
社内報の効果的な活用には、社員からの取材やインタビューを積極的に行うことが重要です。
理由としては以下の通りです。
- 社員の声を直接取り入れることで、彼らの意識やモチベーション向上につながる
- 専門的な知識や経験を持つ社員からの情報共有が、他部署や新人社員の業務改善に役立つ
- 社員同士のコミュニケーションを促し、組織全体の連携が強化される
具体的には、それぞれの部署や事業の成功事例や、社内イベントの様子などを紹介することで、社員が自社の取り組みに誇りを持つことができます。また、インタビューを通じて、社員に理念やビジョンを理解させることが可能です。これらの取り組みは社内報の価値を高め、企業全体の活性化につながります。
担当者が適切なデザインと編集を行う
社内報の質を向上させるためには、担当者が適切なデザインと編集を行うことが必要です。良いデザインと編集には以下のようなメリットがあります。
- 見やすく分かりやすいデザインは、読者の興味を引き、情報の伝達効果が高まる
- 編集を適切に行うことで記事の構成が明確になり、読者が理解しやすくなる
具体的な方法としては、題材や記事の種類に応じてレイアウトやフォントを変えること、また、適切な見出しや段落を設けて情報を整理することが挙げられます。これにより、社員が社内報を読む際に無駄な時間を使わず、効率的に情報を得ることができます。
WEB社内報においては、レイアウトやフォントの変更には制限がある場合もあります。構築時にウェブサイトのデザインをしっかりと設計し、自社に合ったデザインとレイアウトにしましょう。
WEB社内報で発信する
社内報の発信方法として、近年増えているのが、WEB社内報です。
WEB社内報とは、従来紙媒体で発信してきた内容を、WEB上で社内報コンテンツとして発信することをいいます。社内のICT*整備により、従来紙媒体で配布されていた社内報も、WEB版に切り替えを行う企業が増えています。また、紙媒体と比べて以下のようなメリットがあるため、より導入企業が増えています。
*ICTは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称。
<WEB社内報のメリット>
・鮮度の高い情報をリアルタイムに発信可能できる
・コストを削減できる
・専門知識がなくても簡単に作成できる
・情報共有がスムーズ
・読み手の反応を感じられる
▼詳しくはこちらの記事をチェック!
【事例あり】WEB社内報の役割やメリット、見られるWEB社内報作りのコツを解説 - 株式会社スマートメディア
社内報とは、会社の理念や経営方針、社内の伝達事項などを社員に広く発信するコミュニケーションツールです。近年、従来の紙媒体からWEB版の社内報へ移行する企業が増えてきたりと、社内報の形は企業毎に多岐にわたります。この記事では、WEB社内報の役割やメリット・デメリット、成功事例、導入ツールの選び方や導入の際に知っておきたいポイントなどを解説します。
WEBと紙媒体の組み合わせで広範囲に発信する方法も
社内報には、WEBと紙媒体の2つがあります。より広範囲に発信する方法として、WEBと紙媒体の2つを組み合わせることも効果的で、以下のようなメリットがあります。
- 紙媒体は持ち運びが便利であり、社員がいつでもどこでも情報を確認できる
- WEB媒体は瞬時に情報を更新し、多くの社員に同時に情報を伝達できる
- 紙とWEBの双方を利用することで、社員の好みや状況に応じた情報提供も可能に
具体的な活用方法としては、WEB上での社内報ダウンロードや、QRコードを利用したリンクの掲載などが考えられます。紙媒体、WEBそれぞれにメリット・デメリットがあります。自社の社風や目的に合わせて、うまく活用しましょう。
社内報活用による業務改善及び事例紹介
社内報を活用することで、業務改善や事例紹介がスムーズかつわかりやすく行うことが可能です。社内報によって得られるメリットは以下の通りです。
- 社内報で成功事例を紹介することで、他部署や新しいプロジェクトへのノウハウの共有が促進される
- 社内報に掲載された課題の解決策や工夫を参考にし、社員が業務改善に取り組む機会が増える
- 社内報での事例紹介や解説によって、社員への教育効果が高まる
これらの効果を最大限に活用するためには、社内報の内容や取り上げるテーマ(話題・ネタ)を適切に選び、情報が効果的に伝わるように工夫しましょう。
成功企業の社内報運用と組織活性化事例
成功企業では、社内報の効果的な運用が組織活性化につながっています。その理由は、社内報が企業のビジョンや方針を明確に伝えるツールであり、社員同士のコミュニケーションを促進するからです。
企業A
企業Aでは、社内報を発行することで、従業員のモチベーション向上や人材の採用活動に貢献しています。
また、社内報による情報共有が業務効率の向上に繋がる事例もあります。社内報には新サービスの解説や事業の進捗状況が掲載され、社員の理解が深まることで業務がスムーズに進みます。さらに、企画担当者が各部署から情報を取りまとめ、全体の把握が可能になるため、社内報で部署間の連携が強化されるケースもあります。
成功企業は社内報を活用して、組織活性化や業務効率の向上を図っており、これらの事例から学ぶことがたくさんあります。ぜひ参考にしてみてください。
社内報で浸透した新規事業戦略の事例
社内報で新規事業戦略が浸透した事例をご紹介します。
企業B
企業Bでは、新規事業戦略のコンセプトやビジョンを社内報で発信し、理念や目的を明確に伝えています。具体的な事業計画やタイムラインの紹介も行い、社員の自発的な取り組みを促しています。
その結果、全社員が新規事業戦略に共感し、それぞれの役割を認識し役立つ知識やスキルを身に付けています。こうした取り組みにより、社内報で新規事業戦略が浸透し結果を出すようになりました。
導入・成功事例インタビュー
弊社で提供しているWEB社内報特化型サービス「ザ社内報®︎」を導入いただいている企業様に、WEB社内報導入時の課題から運用、効果、今後の展開についてお話しいただきました。ぜひ、比較検討の参考にしてください。
株式会社セゾン情報システムズ様
ザ社内報®︎|株式会社セゾン情報システムズ様 - 株式会社スマートメディア
ウェブ社内報に特化したサービス「ザ社内報®︎」の導入事例として、株式会社セゾン情報システムズ様にインタビュー。WEB社内報導入時の課題から運用、効果、今後の展開についてお話しいただきました。
株式会社JTB様
ザ社内報®︎|株式会社JTB様 - 株式会社スマートメディア
WEB社内報に特化したサービス「ザ社内報®︎」の導入事例として、株式会社JTB様にインタビュー。WEB社内報導入時の課題から運用、効果、今後の展開についてお話しいただきました。
株式会社MBSメディアホールディングス様
ザ社内報®︎|株式会社MBSメディアホールディングス様 - 株式会社スマートメディア
ウェブ社内報に特化したサービス「ザ社内報®︎」の導入事例として、株式会社MBSメディアホールディングス様にインタビュー。WEB社内報導入時の課題から運用、効果、今後の展開についてお話しいただきました。
株式会社アンティル様
ザ社内報®︎|株式会社アンティル様 - 株式会社スマートメディア
WEB社内報に特化したサービス「ザ社内報®︎」の導入事例として、株式会社アンティル様にインタビュー。WEB社内報導入時の課題から運用、効果、今後の展開についてお話しいただきました。
社内報におけるコンテンツ企画と活用方法
社内報のコンテンツ企画は、企業の目的や経営方針に沿った内容を提供することが大切です。活用方法としては、次のようなポイントが挙げられます。
- 社内報で企業のビジョンや戦略を共有し、社員の認識を統一する
- 重要な業務情報やニュースを掲載し、社員の知識や理解を深める
- 社員向けの取材やインタビューを行い、社員同士のコミュニケーションを促す
これらの活用方法を踏まえて社内報のコンテンツ企画を工夫することで、更なる効果が期待できます。この企画はあくまでも基本のため、これに自社独自の社風や働く人たちの個性が表現できる企画、イベントレポートなど、オリジナリティを加えたコンテンツを、継続的に発信していきましょう。
社内イベントや部署の活動を紹介
社内イベントや部署を超えた部活動、部署の活動紹介は、社内報において重要な役割を果たします。それらの情報発信を通じて、社員の絆が深まり、組織の一体感が醸成されることが期待できます。例えば、社内イベントの写真やインタビューを掲載し参加者の感想を紹介することで、社員間の交流が促されます。
また、部署の活動紹介では、他部署の業務内容や成果を知ることができ、互いの理解や協力体制が築かれます。このように、社内報を活用して社内イベントや部署の活動を紹介することは、組織活性化やコミュニケーション向上に繋がります。
社員の知識向上やスキルアップを支援する内容
企業が社員の知識向上やスキルアップを支援するためには、社内報を活用して効果的なコンテンツを提供することが重要です。具体的な方法として、以下のような内容を取り入れることができます。
・業界に関する最新情報やトレンドを紹介する
・社内での事例や成功事例を共有して学び合う
・社員インタビューや社内勉強会の様子を掲載する
・社員向けの研修プログラムや勉強会の情報を提供する
・社外から専門家を招いてのセミナーやイベントの紹介
これらのコンテンツを組み込むことで、社内報が社員の知識やスキル向上のツールとして活用されることが期待できます。また、社員同士のコミュニケーションも促進されるため、会社全体の組織力も向上するでしょう。
社員の働きやすさやワークライフバランスを向上させる取り組み
社員の働きやすさやワークライフバランスを向上させる取り組みは、企業の持続可能な経営や社員満足度の向上につながります。そのため、社内報で以下のような取り組みを紹介することが効果的です。
・仕事と家庭や趣味を両立できる働き方改革の方針や施策
・社員の健康やストレス対策に役立つ情報やサービス
・有給休暇の取得率向上や労働時間削減を目指す施策
・社内イベントやコミュニティの紹介
・育児や介護休暇、フレックスタイム制度などの福利厚生制度
これらの取り組みを社内報で伝えることで、社員が働く環境を改善する機会を増やすことができます。さらに、働きやすい環境が整えられることで、社員のモチベーションも向上し、会社全体の業績にも寄与するでしょう。
▼社内報のネタ・企画にお困りの方はこちらの記事もチェック
【導入事例あり】WEB社内報運用担当が解説!読まれる社内報の企画・ネタ50選 - 株式会社スマートメディア
社内報は、企業内でのコミュニケーション促進や組織活性化に欠かせない要素です。しかし、どのような内容で社員の興味・関心を引きつけ、効果的な社内報を作成するか、企画やネタで悩んでいる担当者も多いでしょう。この記事では、社内報のターゲットとなる社員の興味・関心を探り、具体的な企画やネタ提案を通じて読み手の興味・関心を満たす方法をご紹介します。
社内報運用の効果測定・改善ポイント
社内報を効果的に運用するためには定期的に効果測定を行い、改善策を実施することが必要です。具体的には以下の方法が挙げられます。
- 閲覧状況やアンケート調査を通じた社内報の評価
- 読者からのフィードバックや意見を収集して改善する
- 社内報内容の見直しやデザインの改善
これらの取り組みによって社内報の質や効果を高めることができます。また、効果測定や改善策の実施を通じて、社内報が社員にとって有益な情報源となることを目指しましょう。
以上の内容をふまえ、今後も社内報を活用し、学びや働きやすさ向上のための取り組みを推進していきましょう。この機会に社内報の質を向上させるために改善策を検討し、コンテンツを通して魅力ある会社として積極的な発信をしましょう。
WEB社内報で密なコミュニケーションを図ろう
紙媒体の社内報より簡単に情報発信可能なWeb社内報。リアルタイム更新やアクセス分析などWeb版だからこそできるメリットを活かして、社員同士の密なコミュニケーションを図りましょう。
初めてのWEB社内報なら「ザ社内報®︎」がおすすめ
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ここでは、ザ社内報®︎のおすすめポイントを紹介します。
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いいねやコメント機能で双方向コミュニケーション
SNSのようないいね!機能やコメントを書ける機能があり、部署や役職を超えてラフにコミュニケーションを取ることが出来ます。読み手と書き手が相互にコミュニケーションを取りやすいツールです。
実際に弊社内でも使用していますが、いいねが多いと励みになり、コメント機能によって他部署の社員同士がコミュニケーションをとる姿も多く見受けられます。
反響が分かる効果検証が簡単に
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運用開始までスピーディ
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